みずみずしく栄養も摂れる梨

尾麻通

2010年04月27日 16:05

多摩川沿岸は古くから梨栽培が盛んでした
明治27~28年には羽田空港周辺に60ヘクタールもの梨園があったそうです!


現在梨を生産しているのは主に稲城市周辺ですが、日野市にも梨生産農家があります。


「多摩川梨」の品種には、多摩・幸水・稲城・清玉・豊水・二十世紀・新高があり、それぞれが異なる数種類の梨の掛け合わせで作られています。
幸水は特に有名ですよね。全国で栽培されています。


収穫時期は8月中旬~10月下旬で、種類によって異なります

私が今まで食べた中で気に入った梨は新高です。
新高の特徴は酸味がないこと、大玉で貯蔵に優れていること、肉質が柔らかでみずみずしいことです

夏の終わりから秋の始めにかけて梨を食べますが、やはり冷やしてシャキシャキっとした食感を楽しみたいものですよね。

あまり知られていないかもしれませんが梨にはかなりの栄養があります。


シャリっとした食感は果肉中の石細胞と呼ばれる食物繊維(ペントース、リグニン)によるもので、これが腸壁を刺激し甘味成分のソルビトールが便を柔らかくしてくれるため、便秘解消の助けになります。


また、気になるカロリーも1個当たり約100kcalですからダイエット中にもおすすめです


他にカリウムも含まれており、高血圧防止にも効果が期待できます。

梨は品種によって冷やした方がいいもの、冷やさなくても美味しいものがあります。
冷やしすぎると甘みを損なうものもあるので、種類によって食べ分けたいですね!


朝の目覚めの水分補給や気分をリフレッシュしたい時などにおすすめです!